去年、105歳で亡くなった画家、弥勒祐徳さんの個展が、現在、宮崎県延岡市で開かれています。

精力的に個展を開いてきた弥勒さんの遺志を引き継ぎ、家族が中心となって開いた今回の個展。生前、弥勒さんが目指していた500回目の個展が実現しました。
家族や関係者の思いを取材しました。

1919年、大正8年に西都市で生まれた弥勒祐徳さん。
33歳の時に中学校の美術教師となり本格的に絵を始めました。
神楽や祭りなど郷土の絵を描きながら独学で自身の作風を確立し、精力的に個展を開催。
弥勒さんは、105歳でその生涯に幕を閉じるまで、1000点以上の作品を残しました。

郷土の風景や文化を亡くなる直前まで描き続けた弥勒祐徳さん。
郷土への思い、そして絵に対する情熱は、作品を通して後世に伝えられます。

弥勒祐徳さんの個展は延岡市の「カルチャープラザのべおか」で2025年5月15日まで開かれています。

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※MRTテレビ「Check!」2025年5月13日(火)放送分から