やさしい日差しが降り注ぐなか、動物たちはのんびりと、そしてすくすくと育っています。青森県弘前市の動物園でイノシシの赤ちゃん「ウリ坊」が愛くるしい姿を見せています。

猪突猛進で知られるイノシシも小さい頃は愛らしく、やさしい日差しが眠りに誘います。

弘前市の弥生いこいの広場で3月31日に生まれた4匹のニホンイノシシの赤ちゃんは、シマウリのような縞模様が入っていることから、「ウリ坊」と呼ばれています。

生後約1か月半で体長は50cmほどと、すくすくと成長しています。気持ちの良い青空の下でひと眠りしたあとは、母親のあとをついて歩き回ったり地面に寝そべったりして見る人を和ませています。

弥生いこいの広場 飼育員 長尾美里さん
「ウリ坊たちの縞模様が生後4か月くらいたつと、徐々に薄くなってきてしまうので、今がちょうどかわいい時期。泥浴びなどもして遊んでいるので、ぜひ見に来てもらいたい」

「ウリ坊」は、10か月ほどで体長約1mの大人になり、縞模様は消えてしまうということです。

弥生いこいの広場は今シーズン、11月9日まで営業予定です。