井手口監督の新著「できるさ。」が刊行

5月9日、井手口監督2作目の著書となる「できるさ。」(青志社)が発売された。
この本では、井手口監督と河村のエピソードが記されているほか、井手口監督が中学、高校時代に出会った恩師についても話が及んでいる。
井手口監督は自身の高校時代について「悪い生徒というほどではないですが、どちらかというとやんちゃなタイプ。停学処分を受けたこともあります(笑)。そんな僕を正しい道に導いてくれたのが担任の英語教師。担任の家に泊まって、面倒を見てもらったこともありますよ」
タイトルの「できるさ。」はその文字の通り。本に関するコメントをお願いすると「本を出していただけるなんて恐縮です。気軽に読んで欲しいですね。迷いながら歩んできた61年の人生を振り返りました。誰でも諦めずに目標を持って物事に取り組めば『どうにかなる』というメッセージが届くと嬉しいです」

普段から長時間の取材にも快く穏やかに対応してくれる井手口監督。日本バスケ界のスターになった河村勇輝が常に謙虚なのは、間違いなく井手口監督の指導も影響している、そう思えて仕方ない。