今年も激戦!高校バスケのタイトル争い

新チームとなり、すでにインターハイに向けた戦いが始まっている高校バスケ。昨年はインターハイ、ウインターカップともに準決勝で涙を飲んだ福岡第一だが、ここまでは順調に来ていると井手口監督。
最大のライバルは、いわずもがな福大大濠。歴代最強とも言われた昨年の福大大濠はインターハイこそ優勝できなかったが、U18日清食品トップリーグ、ウインターカップと2冠を達成した。しかし、主力だった3年生が抜け、今年は経験を積む段階。
逆に福岡第一は、昨年から主力を務めてきた双子の宮本兄弟や2メートル6センチの留学生・ムサが最上級生となり、今年の直接対決では、4勝2敗と福岡第一がリードしている。
ただ、いずれの試合も僅差であり、直近の試合でも3点差だった。(インターハイ福岡県予選中部ブロック予選福岡第一71-68福大大濠)
福岡県以外に目を向けてもらうと、名前が挙がったのは東山(京都)と開志国際(新潟)、どちらもタレントは十分に揃っているだけに、警戒したくなるのも頷ける。
井手口監督は控えめながらも「できればインターハイを優勝して、福岡県勢3校がウインターカップへ。そして、決勝が福岡決戦になれば嬉しいかな」と語った。
群雄割拠の高校バスケは、今年も熱いドラマが生まれそうだ。