高知を訪れているオランダの農業専門学校の学生が、高知市の果樹試験場を視察しました。

オランダのウェストラント市にある農業専門学校レンティス校は、高知県とウェストラント市が結ぶ協定の一環で、県立農業大学校と交換留学を行っています。9日から学生6人と教員2人が高知を訪れていて、13日は県の果樹試験場を視察しました。普段学生たちは野菜などのハウス栽培について学んでいるということで、ミカンを栽培するハウスのミストや、ハウス内の二酸化炭素の量を調整する設備に興味津々でした。

(学生)
「ハウスに二酸化炭素を供給するのは、(私たちの方法と)同じでした」

(学生)
「他の人たちが異なるやり方で栽培しているのを見ることは、とても良いことだと思います。私たちは果物を育てないので知らないことがありました」

野菜や花のハウス栽培が盛んなオランダは、農産物の輸出総額が世界2位の農業大国です。県は、今後も交流を続け、オランダの害虫対策なども学んでいきたいとしています