熊本県の公安委員会は、民事裁判で損害賠償を求められている指定暴力団「道仁会」の63歳の男性幹部に対し、原告などへの妨害行為を禁止する本命令を出しました。

裁判では、道仁会系の組員が絡む特殊詐欺の被害に遭ったとして、県外に住む22人がこの幹部を含む道仁会の4人に対し、約1億6000万円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴しています。