長野市の公園の中に、遊ぶだけでなく、いろいろな使い方ができる場所が誕生しました。

長野市の公園に登場したのは、ガラス張りのおしゃれな建物。

こちらは、市内のアロウズガーデンデザインが運営する「インスパーク若里公園」です。

山崎彩奈キャスターリポート:「ケータリングの利用や飲食物を持ち込むことも可能で、緑に囲まれて、会議もパーティーも楽しむことができます。さらに、奥にはキッチンもついています」

利用者それぞれの使い方ができる「レンタルスペース」はテーブルや椅子がついていて、最大20人の会議ができるほか、電子レンジや冷蔵庫なども完備しています。

公園の中という特徴を生かすために、天井が開くようになっていて、自然の光や風を取り込むことができます。

利用できるのは、午前9時から午後9時までで、料金は5時間2万7500円~。

若里公園は、長野駅から歩いておよそ10分にも関わらず、平日の利用者が少ない現状を変えようと、管理する県が活用できる事業者を募集していました。

県営の公園の中に、民間の施設がつくられるのは初めてで、アロウズガーデンデザインは使用料として年間およそ60万円を払います。

アロウズガーデンデザイン 村田勇社長:「ミーティングとか懇親会、同窓会、婚活パーティーとか、ここにこんなスペースがあるから、こういう使い方してみようみたいな 皆様発信でいろんな使い方をしてほしいと思っているんです」