わずか3票が当落を分けた2月の青森県の西目屋村長選挙について、県選挙管理委員会は落選した候補の陣営からの「異議申し立て」を棄却しました。

2月の西目屋村長選挙では、3票差で現職に敗れた新人の田村 巌 氏の陣営が異議を申し立て、4月に県選管が無効票5票を含む864票の再点検を行いました。

その結果が13日に公表され、県選管は「両候補の有効投票数と無効投票数は記録に記載された通り」としました。

また、申し立て理由にある、選挙長が選出した立会人が未点検の票の束を裏返して押印を誘導したという事実は、聞き取りでなかったことが判明したとし、棄却を裁決したということです。

田村氏の陣営は、裁決書を受け取ってから30日以内に仙台高裁へ提訴することができます。