あでやかな着物を来て練り歩く「花魁道中」が青森県黒石市で行われ、煌びやかな雰囲気で訪れた人を魅了しました。
江戸時代に吉原で遊女が行ったとされる練り歩き「花魁道中」。
県内では着物好きが結成した団体「和樂 あおもり着物であそび隊」が2024年から「津軽花魁道中」と銘打ち開催していて、11日は黒石市の津軽伝承工芸館の広場で観客を魅了しました。
訪れた人は
「表情も歩き方もみなさん揃っていて、びっくりしました。圧巻です」
身にまとう着物は昔の花嫁衣裳などをリメイクしたもので、2月から週に1回練習を重ねて本番に臨み、煌びやかに広場を彩りました。
「和樂 あおもり着物であそび隊」廣井朝美 代表
「黒石のこみせ通りとかも、こんなにも素敵な場所がたくさんあるので、着物でお出かけするのを楽しんでいただければなと思って。そのきっかけになれば一番うれしい」
「和樂 あおもり着物であそび隊」は、黒石市で春に『花魁道中』、秋に『狐の嫁入り行列』を行い、伝統文化の魅力を発信したいとしています。