可能な限り “原産地に近い環境” で管理…
妻の佳花さんは大学でサンゴの研究に打ち込んできた探究心にあふれた人。静かに生きる個体。サンゴを見つめてきたその視線は、ヘビにも向けられています。
は虫類専門店 シーポニー 高橋佳花さん
「自分にないものじゃないですか。ヘビさんたちってトカゲとかヤモリとかと違ってまず手足もないし。まっすぐじゃないですか。それでいてそれぞれの顔つきとかが種類によって全部違ったり。そこらへん魅力かなと思う。」「気が付いたらブレスレット感覚でつけていたり。離れないんでそのままた私掃除しているんで」
幼い頃から動物が大好きだった2人でしたがアレルギーと喘息があり、自宅で飼えたのは熱帯魚とは虫類だけ。

それでも、生き物への思いは強く、独学で生態を調べ飼育環境を自然に近づけることにこだわり続けてきました。
は虫類専門店 シーポニー 高橋宣浩さん
「は虫類もやっぱ自分の育っている環境、とか人間がやった環境よりは、やっぱりパキスタンとかの砂漠をイメージして、砂を引いてあげてとかをやった方がこの子たちにとっては一番生きやすいんじゃないかなとは思いますね」

店に並ぶは虫類たちは、湿度や温度、床材に至るまで、可能な限り原産地に近い環境で管理されています。
オープンから18年。店には県内外からは虫類好きが集まります。
子どもインタ
「おうちでヤモリ飼っているんだ。」「二ホンヤモリ」「走るスピードが速いのが可愛い。」

常連客
「売ろう売ろうって感じじゃないので。本当に気に入ったのがあったらそれに対してきちんとお話、説明してくれるので助かっています」
