宮崎太陽銀行の昨年度の決算は、7期ぶりに増収減益となりました。

宮崎太陽銀行の単体の昨年度の決算は、売り上げ高にあたる経常収益が前の年度を1.9%上回る126億6700万円。
一方、経常利益は前の年度を23.6%下回る17億6700万円で、7期ぶりに増収減益となりました。


増収減益の理由について、黒木浩頭取は、「貸出金利息の増加で増収となったものの、預金の利息上昇と債権回収不能に備えた貸倒引当金の増加で減益となった」と説明しています。

(宮崎太陽銀行 黒木浩頭取)
「地元の事業者が一生懸命頑張ることに対して融資をして、結果ダメになることもある。ダメになってくることに対して引当金を積むというのは、地元で生きていく私たちにとっては仕方ないことかなと思っている」

来年3月期の決算は、経常収益135億円、経常利益18億円で、増収増益を見込んでいます。