参議院選挙までまもなく2か月です。
山梨県選挙区の与野党の候補予定者はこの週末に事務所開きや総合選挙対策本部を発足し、夏の政治決戦に向けて動き出しました。
参院選に立候補を予定している自民党の現職・森屋宏さんは11日に笛吹市内で事務所開きを行い自民党の国会議員や長崎知事などおよそ100人が出席しました。

自民党 現職 森屋宏氏:
「大変厳しい選挙になる。国民と共により良き地域、より良き山梨、より良き日本を目指して、この選挙を皆さんと汗をかいてまいりたい」
森屋さんは政治とカネの問題や内閣支持率の低迷など自民党への「逆風」を実感していて、参院選に向けてそれぞれの地域の党所属県議らと連携し組織力を生かしながら訴えを広げることにしています。
一方、国民民主党から立候補を予定している前の知事の後藤斎さんは国民民主党県連の渡辺一彦幹事長を本部長とする総合選対本部を10日に発足しました。

国民民主党 後藤斎氏:
「県民、国民の暮らしを再生できるように、その立場になれるように最大限の力をつくす」
国民民主党は県内の国政選挙で初めて候補者を立てて戦うことになります。
旧民主党系の候補者擁立を巡っては国民民主党県連、立憲民主党県連、それに支援団体の連合山梨が12日に三者で初めて対応を協議することにしています。

なお、参院選山梨選挙区には、共産党の新人・早田記史さん、参政党の新人・永田己貴さんも立候補する予定です。