須坂市のふるさと納税の返礼品に産地偽装があった問題を受け、三木正夫市長は、責任を取り報酬を50パーセント減額する考えを明らかにしました。
三木市長:「組織運営に課題があったが、私自身が把握していなかった。状況の把握不足、また私の判断ミスもあった」
これは12日に開かれた定例会見で説明したものです。
報酬カットは、市議会で議決された場合、市長の任期が満了する2028年1月までで50パーセントを減額するとしています。
市では、ふるさと納税の返礼品のうち、シャインマスカットなどに県内のほかの地域や県外産が混在していて、その量は100トン余りに上っています。
また、5月中に第三者委員会を設置し、原因や問題点を調査する方針を示しました。