熊本都市圏で検討されている新たな高規格道路の整備について話し合われる会合が熊本市で開かれました。
県と熊本市は熊本都市圏の交通渋滞緩和を目指し、高規格道路を使って熊本市中心部から高速道路のIC(インターチェンジ)までを10分、熊本空港までを20分で結ぶ「10分・20分構想」を掲げています。
この構想の実現に向けて話し合われたきょうの総会には県関係の国会議員や関係自治体のトップなどが出席し、今月から始まる住民アンケートをもとに複数のルートを示していくことなどが報告されました。
「(熊本都市圏では)慢性的な渋滞が発生していて、解消は熊本県の喫緊の課題」(木村敬知事)
木村知事は「TSMC(ティーエスエムシー)」の進出効果を高めるためにも早期整備が重要との考えを示しました。