変わりゆく働き方 会社選びにも…

株式会社グローバルパートナーズの社員たち「根性‧根性‧ど根性!」

ベンチャー企業の支援事業などを手がける株式会社グローバルパートナーズは、一見するとパワハラとも取られかねない指導が見られます。

TikTokの動画では・・・

グローバルパートナーズ 山本康二 社長
「やれよ!お前が変わるか、お前を変えるしかないんだよだからどいてくれよ」

社員「僕が変わります」

一方で社員も、自らノルマを課して、その達成のためには、残業もいとわないといいます。

入社2年目の社員
「1回(ノルマを)達成すると、自分からやりたいなって」

入社5年目の社員
「(残業は)やりたいからやっている。それだけ」

達成すれば、それに見合った報酬が得られることもあって、2024年の離職率は約2%です。

グローバルパートナーズ 山本康二 社長
「流行語大賞で『不適切にもほどがある』とありましたけど、僕は逆で『適切にも程がある』と。怒りたい時は本気で怒るし、褒めたい時は本気で褒める。『何か大きなことをしたい』という若者に、思いっきり仕事ができるフィールドを与えてあげるべき」

あえてこうした厳しい職場を選ぶ若者がいるなど、働き方も多種多様。しかし以前は違いました。

いわゆる「企業戦士」「モーレツ社員」が美徳とされた、昭和の日本。

終身雇用、年功序列制度の下、多くの若者が残業や休日出勤もいとわず懸命に働きました。苦労の末に目指したのは...

1990年代のサラリーマン
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ところが、そんな思い描く将来像が、今では大きく様変わり。若者からは...