最近、家の周りや道端でカメムシを見かけませんか。

農林水産省がきょう(14日)発表した「病害虫発生予報」によりますと、果樹カメムシ類の発生が、東海の一部地域で多くなると予想されているということです。

しかし、害虫駆除に詳しい、東洋産業の大野竜徳さんによると「今年は、カメムシの裏年といえるのではないか」といいます。

ー今年は、一昨年や昨年ほどは多くないということですか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「カメムシに関しては過去の動きを見ていると、一昨年大発生したあおりを受け、昨年春は多かったのですが、大発生というところまでは今年の春はいっていません。今のところ『平年並み』です」

「とはいえ、山あいのようなところでは平年並みでもとんでもない量になるところもあります。街中までの飛来数はそうでもない、と思います」

大野さんは、岡山県では、今年いまのところ、少なくはないものの大量発生とはならないとみているということです。