先月、県内で倒産した企業は4件で、負債総額は7億3500万円でした。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、先月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は4件で、負債総額は7億3500万円でした。

1月からの累計倒産件数は18件となり、過去10年間で最も多くなっています。

負債額が最も多かったのは、都農町の木質ペレット製造業者で5億300万円、次いで日向市の海産物加工業者で1億4000万円でした。

東京商工リサーチ宮崎支店は、「従来から課題としている人手不足や原材料などのコストアップに加え、新たに相互関税も大きな経営課題に浮上し、企業倒産は、今後緩やかな右肩上がりで増勢をたどる」と分析しています。