大切な地下水を守ろうと10日、熊本県阿蘇市の棚田でボランティアによる田植えが行われました。
田植えが行われたのは阿蘇市山田(やまだ)にある「阿蘇水掛(あそ/みずかけ)の棚田」です。これは肥後銀行と公益財団法人「肥後の水とみどりの愛護基金」が、地下水保全に役立てようと耕作放棄地だった場所を農家から借り受け、2011年からボランティアでコメ作りをしているものです。
小雨が降る中でしたが、行員やその家族、地元の人など約200人が「あきげしき」の苗を丁寧に植えていきました。
「楽しかった」「美味しくふっくらとしたお米になってほしい」(参加した子ども)
10月に稲刈りをする予定だということです。