5月11日に向けた「母の日」商戦。気になるのが予算です。花の小売業「日比谷花壇」の調査によりますと、母の日にかける平均予算は『5000円未満』が半数以上を占めていますが、『1万円以上』の人は過去3年間で最多となりました。

2025年の「母の日のプレゼント」予算(「日比谷花壇」調べ)

3000円未満 20.1%
3000~4999円 37.0%
5000~6999円 26.0%
7000~9999円 7.9%
1万円以上 9.0%

物価高が続く中でも、母の日の贈り物には予算を確保しようとする傾向が見られるということです。

何を贈るのかは迷いがちですが、今年は「暑さ対策」がトレンドになっています。一方、定番の「花」の贈り物にも変化があるようです。

3000円未満~1万円超まで 百貨店で選ぶプレゼント

熊本市の鶴屋百貨店では日傘や帽子、ストールなどの定番商品に加え、美容液や保湿化粧水などがセットになったギフト(税込1万3520円)も人気だと言います。

ニールズヤード レメディーズ 上田桂子店長「紫外線が強くなる季節にオススメの、ローズヒップのビタミンが入った美容液です。年齢を問わずに紫外線ケアをしたい方に人気のアイテム。年々暑くなっているので、すごく必要なケアになっていると思います」

間もなく始まる暑い季節。その対策も兼ねたミラー付きのハンディファン(税込2860円)もあります。

アフタヌーンティー・リビング 中村菜恵さん「ミラーがついているので、風にあたりながら化粧直しができる」

鶴屋百貨店 広報担当 内村知寛さん「夏の日差しが厳しい季節だったり、UVケアに対する意識が高くなったりしているので、需要にこたえて品揃えを強化しています」