韓国スイーツがヒットするワケ
上陸するたび軒並み人気となる「韓国スイーツ」。その理由はどこにあるのでしょうか?
「コリアン・フード・コラムニスト」八田靖史さん:
「“見た目一発の魅力”が大きいと思うが、食べて美味しいだけでなく、SNSに載せたりなど話題が新鮮なうちに皆さん食べたいと。3か月程度で韓国スイーツのトレンドは推移している」

リボンの形が“映える”スイーツ
開店前から行列ができているのは、20種類以上のパンやスイーツを販売するカフェ『PANNARA』(東京・新大久保)。
皆さんのお目当ては…

20代女性・看護師:
「リボンパンを。形もかわいくてインスタ映えするかなって」
春休みは“1日に300個以上”売れたという、リボンの形をした【リボンクロワッサン】。

1番人気の味は、赤のストライプ模様がカワイイ「フランボワーズ」(626円)で、生地はフランス産の発酵バターを贅沢に使用しサクサクもちもち。
中には、フランボワーズ風味のクリームがたっぷり入っていて背徳感あふれるスイーツです。

東京・原宿にある『旬"喫茶(じゅんきっさ)パンエス』でも【リボンパン】を販売。
こちらはしっとりもちもちのパン生地で、ボリュームのあるピンクのリボン。
20代女性・大学生:
「めっちゃかわいくて、すごく映えるなと思って」

中には季節ごとに変わる“あん”が入っていて、5月からは「ほうじ茶あん」(450円)。購入する時期によって違ったリボンパンを味わうことができるのも人気の理由だといいます。

“パリパリ砕く”新食感スイーツ「ヨアボ」
気温が上がり始めるこれからの季節にぴったりな韓国スイーツも。
「おいしい!パリパリ!」(20代女性・大学生)
「量一杯でめっちゃ食べ応えある」(10代女性・高校生)と話題なのは、一見アサイーボウルのような【ヨアボ】です。

『Hello,Greek』(東京・押上)が2024年10月から販売している「ヨーグルト・アイス・ボウル」のことで、略して「ヨアボ」。
アサイーボウルやグリークヨーグルトとの大きな違いは「ヨーグルトのアイスクリーム」を使っていることで、大き目のカップに季節のフルーツ5種とグラノーラを贅沢にのせて1620円。
アイスの表面はパリパリのチョコレートでコーティングされていて、これを砕きながら一緒に食べる満足度抜群のひんやりスイーツです。

新名部員:
「アイスはシャリッと、チョコレートがパリッとしていて食感がおもしろい」
絶え間なく登場し話題をさらう「韓国スイーツ」。今度はどんな“味”と“映え”に出会えるのでしょうか。
(THE TIME,2025年5月8日放送より)