ことし3月に行われた長崎県諫早市長選挙に出馬し落選した男が、兄を足蹴りして大ケガをさせたなどとして傷害など3つの罪で起訴されました。

起訴されたのは、本籍神奈川県川崎市で住所不定・無職の51歳の男です。

起訴状などによりますと、男はことし3月11日、長崎県諫早市に住む50代の兄の家で、兄の脇腹を足蹴りし肋骨を折る大ケガをさせたとされています。

3月26日には、兄が経営する病院で兄を複数回足蹴りしたとされています。

さらに、3月27日には再び兄の病院で兄の頬を手で2回殴ったうえ、院内の木製ドアを蹴って壊したとされています。

長崎地検は8日、男を傷害、暴行、建造物損壊の3つの罪で長崎地裁に起訴しました。

男はことし3月23日に投開票が行われた長崎県諫早市長選挙に出馬し、落選しました。