西臼杵地区で生産された高千穂釜炒り茶の今年初めての入札会が宮崎市で開かれました。

「JAみやざき茶流通センター」で開かれた9日の入札会では、西臼杵地区で生産された高千穂釜炒り茶104点、2.36トンが出品され、関係者が1つ1つ味や香りを確かめながら入札していきました。

今年は、春先の冷え込みで生育が遅れたものの、その分じっくり育ったことで高千穂釜炒り茶らしいすっきりした味わいのお茶に仕上がったということでず。

(高千穂みどり会 村岡宏章会長)
「黄金色の釜炒り茶特有の水色が出ていましたし、味の方も香ばしい釜炒り茶特有の旨味とバランスの取れたお茶ができているかと思っている」

初入札の最高値は去年と同じく、1キロあたり2万5000円でJAみやざきでは、今年は例年並みのおよそ40トンの出荷量を見込んでいます。