献血を通じて命の大切さを学びました。

山口県消防学校で、新人消防士が献血に協力しました。


この春入校した18歳から28歳の新人消防士などおよそ60人が協力しました。

これから救命の現場に携わる新人消防士に、献血を通じて命の大切さを知ってもらおうと、血液が不足する夏場を前に、1972年から毎年行われています。

新人消防士
「一人でも多く届くことでたくさんの命が助けられるので、今回の献血は意味があった献血だと思います」
「誰かのためになりたいと思って消防士になりましたので、積極的にこれからも献血のほうをやっていければいいかなと思います」

県赤十字血液センターによると、県内で昨年度、献血に協力したした人はおよそ4万9千人で、前の年度より1400人ほど減少しています。

県赤十字血液センター 献血推進課 坂本絵里 推進係長
「特に10代から30代の若年層の方の献血のご協力が減少傾向にありますので、こういった活動にご協力をきっかけに少しでも意識していただけるとうれしく思います」


白血病などの患者に骨髄を提供する「骨髄バンクドナー」への協力も同時に呼びかけられ、11人が登録しました。