青森県はダニの一種「ツツガムシ」に刺されて感染する「つつが虫病」に、上北保健所管内の90代の女性が感染したと発表しました。
県によりますと、「つつが虫病」に感染したのは上北保健所管内の90代の女性です。
4月下旬に「発熱」や「発疹」などの症状が出て医療機関を受診したところ、体に「つつが虫病」の特徴的な刺し口が見られたということです。
「つつが虫病」は草むらなどに生息するダニの一種に刺されて感染し、39℃以上の高熱や発疹が現れ、 治療が遅れると肺炎などを引き起こして致死率が高くなります。
「つつが虫病」は例年、5月と6月に多く発生するため、県は草むらに入った場合は素肌の露出を避けることなどを呼びかけています。
※画像は「つつが虫病の病原体」