長野市に本社を置く高見澤が、サーバーへの不正なアクセスにより、最大で9000件余りの個人情報が漏洩したおそれがあることを明らかにしました。
高見澤によりますと、2月20日にホームページに不具合が起きていることを確認したことを受けて、サーバーの管理会社が調査した結果、不正なアクセスの痕跡が確認されたということです。
その後、外部の専門家による調査を行った結果、インフラセグメントのホームページ内で、CADデータをダウンロードする際に登録した氏名や会社の所在地、電話番号、メールアドレスなど9104件が漏洩したおそれがあることがわかりました。
原因はウェブサイト制作ソフトの機能を悪用して不正アクセスをしたものと考えられるとしています。
被害にあったサーバーについては、現時点で情報の漏洩や閲覧の明確な痕跡は確認されておらず、情報が外部に公開されている事実は確認されていないとしています。

高見澤では、「この度の事態を厳粛に受け止め、監視態勢の強化などにより再発防止に努める」としています。