すでに争奪戦が起きている コメ農家からも「不安」の声 

岡田農園 岡田伸幸代表
「2025年も天候がどうなるか分からないので、不安はいっぱいです」

こう話すのは、栃木県さくら市で農園を営む岡田伸幸さん。
例年より早く、先週から田植えを始めています。

その理由はやはり「コメ不足」。
2024年から続く“令和のコメ騒動”は、2023年の不作も要因の一つと見られていて、またコメ不足にならないために、2025年は…

岡田農園 岡田伸幸代表
「酒米を一部廃止して、(品種を)1本に絞り、コメ不足に対応するために品種を切り替えた」

これまで日本酒用に生産していたコメを減らし、主食用米の割合を増やしたといいます。
それでも2025年の新米は既に全て契約済み、争奪戦が起きているようで…

岡田農園 岡田伸幸代表
「茨城の業者がうちの方に買いに来て『1俵(60キロ)4万円で売ってくれ』という話もありました。残念ながらタマがないので、うちでは販売できなかった。