「リンゴ産業」の将来を担う青森県五所川原市の五所川原農林高校の生徒が、近年、新たな栽培方法として注目されている「高密植栽培」を学びました。
五所川原農林高校では、生物生産課が校内の園地で2025年からリンゴの「高密植栽培」に取り組むことになり、7日は講習会が行われました。
講師は、板柳町の農家と農産品の販売などを行う『日本農業』です。
「高密植栽培」は木を狭い間隔で植えて効率的に管理・収穫するもので、人手不足などが問題になる県内のリンゴ産業で、近年、注目を集めています。
生徒たちは、枝を下向きに引っ張って固定する方法などを教わり、真剣な表情で作業に取り組みました。
生徒は
「(通常は)針金を使わないで『ひも』などを使うが、高密植栽培に関しては針金などを使って曲げる点が違うことが分かりました」
7日に作業した「高密植栽培」の木からは、2026年以降のリンゴの収穫を見込んでいるということです。