宮崎市の大淀川にかかる高松橋は、改修工事に伴い、7日から車道が全面通行止めとなっています。

(日髙桂祐記者)
「大淀川にかかる高松橋です。きょうから車やバイクは通行止めで歩行者と自転車はあちらを通行することができます」

宮崎市鶴島と大塚町を結ぶ高松橋は、老朽化に伴い、2021年から大規模改修が進められています。

7日から始まった交通規制は、車道が終日全面通行止めで、歩道については片側だけ通行可能となっています。

交通規制の期間は来月21日までの予定となっています。

周辺では、通勤時間帯などに交通渋滞が予想されることから、宮崎市は、通勤時間をずらすなど渋滞緩和への協力を呼びかけています。

【参考】
生活している中で、この橋のことを「たかまつばし」と呼んでいる人も多いが、正式な名称は「たかまつはし」。

宮崎市によると、高松橋に限らず、橋の正式な名称では「〇〇はし」と濁らない。「〇〇ばし」と濁ることが「川の水が濁る」という水害など良くないことを連想させることから、川の安全を願う意味から「〇〇はし」と濁らせないということ。

高松橋では、前回、去年10月21日から12月10日までの期間通行止めが行われた。

その期間中に行われた交通量調査では、規制前と比べて、朝の通勤時間帯に渋滞が発生している時間が50分~80分ほど長くなった。

渋滞で、宮崎大橋では、通過時間が最大17分遅れ、天満橋では最大10分遅れという結果が出ている。