八ヶ岳連峰の赤岳(あかだけ)付近で6日、倒れている男性が見つかり、その後、死亡が確認されました。
6日午後6時半過ぎ、八ヶ岳連峰の赤岳付近で山梨県警のヘリコプターが倒れている男性を見つけ、北杜市(ほくとし)内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。

長野県警によりますと、5日に知人と2人で八ヶ岳連峰の編笠山(あみがさやま)に入り、6日に赤岳を登山中にはぐれた男性が行方不明になっていました。
同行していた男性から救助の要請を受けて、山梨県警がヘリで捜索していたところ、標高2800メートル付近の長野県側の斜面で、倒れている男性1人を発見したということです。
長野県内では先月26日からの大型連休中に山岳遭難が相次いでいて、6日までの11日間で少なくとも26件の遭難があり、5人が死亡しました。
警察が死亡した男性の身元の確認を進めています。