6日、鳥取県鳥取市である生き物になりきって鳴きまねをする一風変わった大会が開かれました。

「グワグワグワ・・・」

参加者がまねをしているのは…そう、カエルの鳴き声。

鳥取市の湯所神社で開かれたのは「全日本タゴガエル鳴きまね大会」です。

今年で3回目を迎えるこの大会。

神社では6年前に本殿裏の岩場でタゴガエルが見つかり、神社の氏子らがカエルの住める豊かな自然を守ろうと3年前に保存会を発足。
その活動の一環でこの大会を始めました。

そして今回から大会名に「全日本」を付け、副賞に賞金も加えるなどグレードアップ。

去年は10組だった参加者も今回は飛び入りを含め50組となり、優勝争いは一層熾烈になりました。

競技の制限時間は1分、似ていることはもちろん、演技への情熱も審査のポイント。

鳴き声だけの正統派の人もいれば自前の衣装でアピールする人、カエルの歌を歌う人、中にはボイスパーカッションに乗せて鳴きまねをする人など様々です。

次々と登場するバラエティ豊かなタゴガエルたちに、観客からは大きな拍手がおくらていました。