連休最終日となった6日、恐竜が走り回るティラノレースが広島市で開催されました。

広島市の商業施設・LECTで開催されたのは、恐竜の着ぐるみを着て走るティラノレースです。

午前と午後でおよそ60頭の恐竜が脚力を競いました。

レース前…着ぐるみを着れば気分はすっかり恐竜です。

50代女性(初参加)
Q今日は何度目の参加?「初めてです」
Q恐竜になってどんな気持ち?
「肉を食べたい気持ちです」

3世代で出場のこちらのご家族。お母さんは別の大会で優勝経験もあります。

30代女性
「優勝と準優勝(めざして)頑張ります」
息子(9)
「ガオー!」

あいにくの雨で屋内開催となった今回のレース。準備体操を終えると、熱いレースのはじまりです。

おたまに乗せたボールを落とさず走りきれるか…体力だけでなく技術力も求められます。

順調に勝ち上がった親子の恐竜、準決勝は母と息子の直接対決になりました。

30代女性
「絶対本気でやります」
息子(9)
「本気でやるよ」

親子対決の結果は、まさかの同着再レースに。仕切り直しのもう一番、軍配はこどもティラノに上がりました。

決勝戦は小学生同士の戦いに。結果は女の子ティラノの勝利です。

準優勝した子「落としてなかったらいけとった。次は1位を取りたいです」

優勝した子「うれしいです。がんばって良かった」

広島ティラノレース 飼育員代表 神尾知鶴衣さん
「みんなで一緒になって同じ事をして競い合うというのもなかなかない体験だと思いますので、そういうものを一時的に楽しめるイベントとしてとらえてほしい」

連休最後の日、恐竜たちの姿に会場は笑顔に包まれていました。