日本人観光客の反応は
日本でも導入が広がろうとしている二重価格について、タイを観光していた日本人にも聞いてみました。

日本人観光客
「日本だからこそ、スペシャルな経験をしたいと思った人たちがやってきているので、そこに対してお金を払うことは彼ら(外国人観光客)もいとわないと思いますし、それによって施設が潤ったり、税収が入ったりすることによって色々な物事が良くなると思いますけど。何でもかんでも平等主義ではなくて、そこに払いたい人が払うというのが原理原則なのではないかと」
タイ国内では一部反対の声も

JNNバンコク支局 村橋佑一郎記者
「このように、取材したところでは、皆さん肯定的に受け止めていた印象でした。」
ただ、中には反対の声もあるようで、一部の現地メディアは、“タイは経済発展が進んで中間所得層も増えているのだから、タイの人たちからもお金をとるべきだ”と主張していました。
新たに「入国料」徴収の動きも

一方、新たな動きとして、タイ政府は年内にもタイを訪れる外国人を対象に、いわゆる観光税として1人300バーツ=約1200円の入国料の徴収を始めるということです。
これは、タイでも一部地域で問題になっているオーバーツーリズム対策の一環でもあるということなんですが、外国人観光客からはどんな反応があるのか気になるところです。