特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、都城警察署は、都城市の高齢者クラブなど2つの団体をモデルクラブに指定しました。

特殊詐欺被害防止のモデルクラブに指定されたのは、都城市の沖水地区山原高齢者クラブと都城地区皿まわし愛好会の2つの団体です。

警察では、2つの団体の希望者の自宅にステッカーや自動通話録音機を設置するなどして特殊詐欺被害の未然防止に努めてもらうことにしています。

(興水地区山野原高齢者クラブ 坂元浪男会長)「地域全体が詐欺被害に遭わないように日常生活を送るように(啓発を)していきたい」
(都城地区皿まわし愛好会 下池芳生会長)「大道芸を通じて特殊詐欺防止ということを少しでも見てくれるお客様に話ができればいいなと」

宮崎県内では、今年、特殊詐欺の被害総額があわせて1億6500万円余りとなっています。