県内では大型連休中の山岳遭難が相次いでいて、5日だけで6件発生し、少なくとも3人が大けがをしました。

長野市の戸隠山では、埼玉県幸手市の介護士の男性(49)が登山道から滑落し、5日午後5時過ぎに警察に救助を求めました。

男性は6日午前2時すぎに救助されましたが、ろっ骨を折る大けがです。

また北アルプスの焼岳では5日、3人パーティで登山に訪れた20代のフランス人女性のうち2人が滑落しました。

午後3時前に救助の要請を受けた県警のヘリコプターがまもなく3人を救助しましたが、滑落した2人がけがをしました。

県内では5日だけで6件の山岳遭難が発生し、3人が大けがをしていて、先月26日からの大型連休中では、少なくとも合わせて24件の遭難で4人が死亡しています。