飛び石連休に物価高…今年のゴールデンウイーク、遠出はできないけれど、アンテナショップには、全国旅行気分を味わおうと大勢の人が訪れていました!

「ちょっと旅行をした気分」 自宅で沖縄料理を楽しむ人々

ゴールデンウィークも6日で最後。意外なところが賑わっていました。

それが、東京・有楽町にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」。

定番のサーターアンダギーや、甘いパイナップルにソーキそば。沖縄名物を求めて、4日もたくさんの人で賑わっていました。

お客さんに話を聞くと…

買い物客2人組
「(買ったものは)コンビーフとハッシュが入っているやつ。最近卵焼き器で卵を焼くのが楽しいので、入れて焼こうかなと思って」
「ちょっと旅行をした気分だよね。楽しい」

帰ったら早速、卵焼きにしたそうです。自宅で沖縄気分を満喫していました。

続いて、親子のお客さんに買ったものを見せてもらうと…

親子の買い物客
「落花生のお豆腐。ちょっと甘めの」

ピーナッツを使った沖縄の郷土料理「ジーマーミ豆腐」でした。

親子の買い物客
「沖縄の食材はなかなか本州にはないものなので、時々食べたくなっちゃう」

旅行会社JTBの調査によると、2025年のゴールデンウイークに旅行をする人は、物価高や混雑を避けるため、2024年に比べて6.9%減少。

そこで、少しでも旅行気分を味わえるアンテナショップに訪れるお客さんが増えているといいます。

沖縄のビールメーカー・オリオンビールのTシャツを着ていた家族は…

家族の買い物客
「特にゴールデンウイークは行くところがないので、ここで沖縄気分をと思って」

沖縄旅行気分を味わうためにアンテナショップに来たそうです。今回、選んだのは…

家族の買い物客
「ゴーヤとか、沖縄そばとさんぴん茶とか、あと天ぷらとサーターアンダギー。いっぱい買いました」

その日の夕食を見せてもらうと、アンテナショップで買ったソーキそばに沖縄名物のさんぴん茶と、沖縄づくし!

家族の買い物客
「地方に足をのばさなくても、その土地の美味しいものが手軽に食べられるというところでは重宝しています」