青森市で5日までの3日間開催された“お花見カーリング”。コスプレ姿で戦うチームのうち日本選手権出場の強豪「フィロシーク青森」は全員がサングラス姿で登場、その衣装には仲間への思いが込められていました。
「“春のお花見”カーリング」は2009年から毎年この時期に行われる恒例の大会です。ユニフォームは大会規定で自由となっているため手作りの〝コスプレ〟衣装でアイスに立つ選手の姿も見られました。
※鬼滅の掃子(きめつのぶらし)
「結構やり辛いかなと思ったんですけど、コスプレしてやるのが楽しいねって話をしてきました。ガチでコスプレをしながら真面目にプレーするのが、ちょっとクセになります。」
※チーム鬼瓦
「全国の方がいらっしゃっていると思うので、そういった交流もできるので、非常にいい機会かなと思います。トゥース!」
プレーだけでなく、衣装やチームパネルも審査の対象で選手たちの投票で決まる今年の〝コスプレ賞〟にはバラエティ番組をコンセプトにしたチームが選ばれました。
交流戦だからこそ、見える形もありました。
国内外で活躍する女子の「フィロシーク青森」は、今年の日本選手権を最後に第一線を離れたチームメートの木原遥さんになりきって登場。木原さんは国の難病「ベーチェット病」を患っており、
大会でまぶしさを和らげるため着用したサングラス姿が注目されていました。
さらに木原さんに少しでも寄せようと、こんな工夫も。
※劇団フィロシーク(フィロシーク青森)
「ショット率がすごくみんないいよと本人に言っていただいたので、これからもこれで出ようかなと思。ってます。嘘です。」
※木原遥さん
「遠くから見ると本当に自分見てるようで、すごくうれしかったです。愛を感じました。チームからの」
選手たちは和気あいあいとした雰囲気の中で、全国各地のプレーヤーとカーリングを楽しみました。