春の大型連休、山梨県内では山岳遭難が相次ぎました。
山岳遭難に遭わないためにはどうしたらよいのか、遭難した場合はどう行動したらよいのかまとめました。
夜叉神峠の登山口(4月26日)
「装備は大丈夫ですか」
「登山届は出されていますか」
登山者が増え始めるゴールデンウィーク初日の4月26日。山梨県南アルプス市の夜叉神峠の登山口で警察署員や山岳遭難の防止を啓発する団体などの約10人が山岳遭難防止の指導にあたりました。
南アルプス警察署地域課 梶原俊明課長:
「登山客の方々には、ご自身の体調や健康に合わせて安全に無理のない登山に努めていただきたいと思います」

山梨県内ではゴールデンウィークに山岳遭難が相次ぎ、4月26日から5月4日までに警察の広報発表ベースで10件の山岳遭難が発生。
5月4日には韮崎市の御所山と北杜市の権現岳で男性2人が死亡しました。
事案の内訳を見ると最も多いのが足を滑らせた・滑落で4件、次いで道迷いが3件でした。
また、このうち約半数は単独での登山でした。
では、山岳遭難にならないためにはどうすればよいのでしょうか。