7日(水)から日本に黄砂流入か 西日本や東日本中心に

ゴールデンウィークも終盤戦。最後の6日(火)は雨の予報となっている地域も多くなっていますが、この雨のあと、日本列島には黄砂が広く飛んでくる予想が出ています。

気象庁が発表している黄砂飛来予想シミュレーションでは6日(火)夜には九州方面に黄砂が飛来し、7日(水)にかけて南西諸島や西日本から東日本にかけて黄砂が飛来する予想になっています。現時点での濃度をみるとそこそこの濃さがある可能性も示されています。

実際に4日(日)午後の時点で、大陸の内陸部では広く黄砂が観測されていて、場所によっては視程(=水平方向の見通し)が2キロ未満の非常に濃い黄砂を観測している所があります。

衛星画像をみても、乾燥地帯で巻き上げられたとみられる黄砂とみられるものが捉えられています。この黄砂が、連休最終日に日本列島に雨を降らせる低気圧が東に進んだあと、日本列島へと流れ込んでくる予想です。

【詳しく見る】日本付近で予想される黄砂は?3時間ごとの黄砂シミュレーション(5/7まで)