新潟県阿賀野市に暮らす井上和美さんは、飼い主がいないネコやイヌの譲渡活動を続けるボランティア団体『新潟動物ネットワーク』の一員です。
自身の飼いネコ3匹のほか、新たな飼い主を待つ保護ネコ7匹の面倒を自宅で見ています。
この日、ガレージから持ち出してきたのは捕獲用のケージ。

「新潟市から依頼があって…」
ネコ11匹を飼育する家の近隣から市へ苦情が入り、捕獲の依頼があったのです。『新潟動物ネットワーク』では、“多頭飼育崩壊”の現場から、数多くのネコを救済しています。

「よろしくお願いします」
『新潟動物ネットワーク』の井上和美さんは、新潟市動物愛護センターにやってきました。