依頼を受けて捕獲できた7匹を、建物の裏にあるコンテナに運び込みます。
「保護先でのネコの飼い方は、出入り自由で…」
「2匹の母ネコが外で子どもを産んで全部家に連れてきていた。近隣に糞尿してクレームもらったり、自分達の生活費を削らなくちゃだったり…」
「現状の“苦しさ”を感じられた」
こうした多頭飼育の問題を解決するために誕生したのが、ネコの不妊手術に特化した『にゃんがたセンタークリニック』。
全国で初めてという、行政と民間との連携施設です。

クラウドファンディングで立ち上げ資金を集めて、2024年10月に開院。
利用が少なかった新潟市の動物愛護センターの手術室を利用し、民間の県動物愛護協会が運営しています。

【新潟市動物愛護センター 星野勇矢さん】
「公共性のある事業であれば有効活用していいという市の決まりがあるので、それを活用して『にゃんがた―』に手術室を貸し出すことなった」