金属製水筒に酸性飲料は危険 食中毒の原因に!?

高柳光希キャスター:
3日からまた暑くなり、水分補給として水筒を持ち歩く人も多くなるかと思います。

厚生労働省は、金属製の容器に酸性飲料(スポーツ飲料、炭酸飲料、乳酸菌飲料、果汁飲料)などを長時間保管しないよう注意喚起しています。

金属製の容器に傷があったり酸性飲料を長時間保管しておくと、金属成分が飲み物の中に過剰に溶け出し、思わぬ事故に繋がる可能性があるということです。

東京都では、過去にこんな事例も。

金属製の水筒にスポーツ飲料を入れた6人が、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れ、食中毒を引き起こしたといいます。

水筒が破損している様子は無かったそうですが、保温機能がついていたため二重構造になっていて、▼内側の飲料に接する部分が破損し、外側の金属部分に流れ込んだこと▼長時間保管していたことにより、飲料から銅が検出されたということです。

もし、水筒を落としてしまった場合は、外側だけでなく内側も注意深く見るようにしてください。