“汁物”や“2日目のカレー”にも要注意 食中毒防ぐポイントは?

そんな食中毒のリスクは、食卓に並ぶ“汁物”にも…
管理栄養士 渥美まゆ美さん
「味噌汁のような汁物は、ぬるい状態で長時間置いておくと菌が繁殖しやすくなるので、飲まないときは冷やすというのが大事です」

味噌汁の常温保存は、菌が増えやすいため食中毒の危険が高まります。作り置きする場合は、粗熱をしっかりとって冷蔵庫へ。
そして、食べる直前に75℃以上で加熱。「火を通す時間」がポイントです。
管理栄養士 渥美まゆ美さん
「(菌は)75℃で1分以上加熱すると死滅すると言われているので、飲むときだけ飲む量を入れて加熱するのがよいと思います」

また、“2日目のカレー”も要注意。常温で置いておくと「ウェルシュ菌」が増殖。加熱しても死滅しにくいため、そもそも増やさない対策が必要だといいます。
ポイントは 「すぐに冷やす」 こと。流水や保冷剤で鍋ごと冷やすか、保存容器に小分けにすると冷めやすいのでおすすめ。
ただ、これはNG行為...
Q.(温かいまま)冷蔵庫にすぐ入れるのは?
管理栄養士 渥美まゆ美さん
「冷蔵庫の温度帯が上がってしまうので、まわりに置いてある食材が傷みやすくなってしまいます。きちんと粗熱をとったうえで冷蔵庫に入れるようにしてください」














