段々と暑くなりこれからの季節、水分補給として水筒を持ち歩く人も多いのではないでしょうか。思わぬ事故に注意が必要です。
ペットボトル“直接飲み”には注意 保管は冷蔵庫で
症状を訴えた男性(60代)
「(当時、水は)多少濁っていた。ちょっと黄色っぽいような」
食中毒の原因は「水」。4月11日、群馬県神流町が供給する水道水を飲んだ14人が腹痛などの症状を訴えました。

群馬県は「カンピロバクター」による食中毒と断定。水道水を貯めておく配水池の近くに農業用水用の貯水池があり、なんらかの原因により農業用水が逆流して流れ込んだとみられています。

気温や湿度が上がるこれからの時季、飲み物にも注意が必要な「食中毒」。“あれ”にも危険が潜んでいます。

管理栄養士 渥美まゆ美さん
「よく持ち歩くペットボトルになるんですけれども、飲み口で結構雑菌が入っていって、暖かいところに置きっぱなしにすると菌が繁殖しやすい環境になります」
口をつけたペットボトル飲料を48時間放置した場合の細菌の数を調べた実験。「麦茶」は細菌が3万個以上に増殖。「ミルクコーヒー」では3億個以上もの細菌が確認されました。
20代女性
「今まで気にせず飲んでいたけど、そう考えると飲みたくない」
30代男性
「1~2日くらい飲み切るのにかかってしまったりとか」
開封後は早めに飲みきるか、冷蔵庫で保管することが肝心です。














