実はこの場所、元々は医療機関でした。

地方病『日本住血吸虫病』。

寄生虫が人の体内に侵入し感染。
お腹が大きく膨らむのが特徴的な症状です。
1996年に流行の終息が宣言されるまで、長く不治の病として恐れられてきました。

その治療などに尽力したのが、この場所にあった洗心堂の4代目院長 小野徹医師でした。

藤田さん:
小野徹という地方病の撲滅に貢献された方であり、多くの患者さんを治した地域にすごく貢献した方の場所病院であるということで、展示物によって功績を忘れないようにできればいいかなと思います。



ベーカリーでは当時の様子を垣間見ることができます。

平山アナウンサー:
お店の中には当時使われていた医療器具や、さらにあちら、患者控室と書かれた当時のままの札も残っているんです。


さらに…
藤田さん:
薬だったりお会計をここでしていた小窓です。
平山アナウンサー:
だから穴が開いているんですね。

藤田さん:
ちょうどこの奥が薬の部屋だったのでそこから薬を出した。















