山口県の山口市役所は、7日の新庁舎利用開始に向けて、引っ越し作業が進められています。
作業中には懐かしいものも発見されました。

山口市役所の新庁舎は、おととしから建設が始まり、今年3月に完成しました。
連休明けの7日から利用が開始される予定です。
2日、現在の庁舎では職員が引っ越し作業に追われていました。
およそ1か月半前から毎日少しずつ作業が行われ、いよいよ大詰めです。

用意された段ボールは1万8500箱。
単身世帯の引っ越しの1850倍にあたるそうです。
総務課では懐かしいビデオテープが見つかりました。
総務課の職員
「山口市政60周年のときの記念式典の際に使った映像になりますね。平成元年になるんで。30、40本くらいは出てきたかなと思います」
映像はデータ化し、ビデオテープは廃棄するそうです。
今回、机やイス、棚は新庁舎には持って行きません。
新庁舎に棚やロッカーは備え付けられていて、1つの大きな机で業務にあたります。
また紙の書類50%削減を目標に、古い書類はできるだけデータ化し、新庁舎に持っていく書類を減らしています。
河川治水課には、こんなものもありました。
昭和から平成初期にかけ、河川を工事するときに測量した図面です。
いまはデータ化されていますが、当時はすべて紙でした。
河川治水課の職員
「平成の頭の方に作った図面は今、やっぱり土地が動いたりしますからね。住所が変わったり、形状が変わったり、だからそこで新たに工事しようと思ったら改めて測量はかけるようになります」
行政経営課には今から138年前、明治20年に測量して作成された地図がありました。
貴重な資料なので、廃棄せずに紙のまま新庁舎で保管するそうです。
まとめた荷物は、3日から4日間かけて新庁舎に持ち込み、休日返上で整理します。

1961年、山口大学教育学部の校舎として建てられた現在の庁舎。
1975年から、山口市役所の庁舎として使われ始めました。
この場所で山口市を見守り続けて64年…まもなく役目を終えます。
注目の記事
「上からどんどん土砂が…」突然裏山が崩落 「助けて」の声に現場に飛び込んだ住民2人 下半身が埋まった女性をとっさの判断で救い出した

ヒューマノイドロボットが“倉敷天領夏祭り”の「代官ばやし」踊りを披露 倉敷市のMASCが4体を導入【岡山】

5歳の男の子 父が話す“行方不明までの状況”「お風呂好きで、もうちょっと遊びたいと…」「3分ほどの間に姿が見えなく」きょうも捜索続く 鹿児島

「生き地獄から解放されたい」元検事正からの性的暴行訴えた女性検事を苛む『二次被害』の実態は 職場で実名拡散…生きがいの仕事に辞表

結婚式の舞台は村全体 人口約630人 過疎化が進む村で途絶えかけていた『村総出のおもてなし』 山梨・小菅村

かつて「死の病」と呼ばれ…20年前HIVに感染した男性の今 1日2粒で“普通の生活”できるのに消えない偏見 「性的接触あれば、誰もが感染リスクある。検査し早期発見を」









