通年で利用できる「スケートリンク」完成へ着々と作業が進んでいます。仙台市などが「ゼビオアリーナ仙台」に整備しているスケートリンクで氷を作るための作業が始まりました。

仙台市太白区にある「ゼビオアリーナ仙台」では、通年型のスケートリンクを整備するための改修工事が、2024年9月から進められています。

2日は、専門業者がマイナス10度前後に保たれているコンクリートの上に丁寧に水をまいていきました。5月8日までこの作業を繰り返し、厚さ4センチの氷を作るということです。

ゼビオアリーナ仙台 小池励起館長:
「フィギュアスケート発祥の地ということもあり、我々もリンクを常設化させて頂いている。スケート振興に寄与させていただく形になるので、たくさんの方に利用してもらえたら」

スケートリンクは、フィギュアスケートの国際規格(縦30M・横60M)に対応した広さで、氷の上に移動式フロアを置くことで、これまで通りバスケットボールの試合やコンサートも開催できる施設となります。

ゼビオアリーナ仙台は、6月中に改修工事を終え7月上旬の開業を目指しています。