新たな春 新たな目標
迎えた3月の修了式。小原校長から生徒たちに、言葉が贈られました。
小原校長「みなさんの学ぶ姿を見て、『学ぶことは生きること』、逆に『生きるためには学ぶことが大事』と、改めて感じました。この1年間、お疲れさまでした。みなさんに大きな拍手を贈りたいと思います」
中山さんと、高齢者施設で働きながら学ぶ木本さんは2年生に、そして一時は登校できていなかった深瀬さんは3年生に進級し、毎日学校へ来るようになりました。
それぞれの夢はどんどん広がっています。
中山さん「字を書くこと、字を読むこと、人と話せることを頑張りたいと思います。人と話して、友達をいっぱいつくろうと思います」
木本さん「『放課後デイサービス』っていう場所があると初めて知って。そこには小さい子どももいれば、中学生の子もいる。そういう場所で雇ってくださるなら働きたいなと、漠然と思っているところです」
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それぞれに進級を果たし、開校2年目を迎えた「ゆうあい中学校」。新しく11人の生徒を迎えました。夕方5時40分、いつものチャイムが鳴ります。
英語の先生「簡単な覚え方。あー日曜日は『おこさんデー』。水曜日は漢字で水でしょ?よく雨も降る。雨がレイン、レイン、『ウェンズデー』。木曜日も雨が降るんですよ、傘を『サースデー』あるいは雨が止んで『日が射すデー』。土曜日、ああ一週間『去ったデー』」
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第6回火曜会ラジオスピリッツ受賞作 ラジオドキュメンタリー「星空の学び舎」(RKKラジオ)より