全国有数の陶石の産地である天草西海岸では、陶磁器の新作などが楽しめる窯元めぐりが始まりました。

これは熊本県の天草市と苓北町にある7つの窯元が、天草陶磁器を知ってもらおうとゴールデンウィークに合わせて開いているものです。

初日のきょう(5月2日)、苓北町の「内田皿山焼(うちださらやまやき)」の窯元では、イッチン※と呼ばれる技法で白磁を立体的に演出した皿や、天草の海をイメージしたカップなどが並び、訪れた人たちが茶碗やカップを手に取って選んでいました。

※イッチン…スポイトなどの細い口から素材を絞り出し、器などの表面を装飾する技法

来場者「新作が出ているので楽しみで来ました。可愛くてどれも欲しいなと思うんですけど」

内田皿山焼 木山健太郎さん「風光明媚な天草西海岸の季節と共に、窯元巡りを楽しんでいただければと思います」

この春の窯元めぐりは5月6日までです。