電話取材に応じた「宇治抹茶」社の主張

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 「宇治抹茶」という社名で中国産の抹茶を販売する会社。取材班は、「宇治抹茶」社に電話でその認識を問いました。

 ―――「宇治抹茶」と「御治末茶」のどちらを主に使っている?
 (販売会社のスタッフ)「以前は『宇治抹茶』を使っていましたが今は両方使っています」
 ―――なぜ社名を「御治末茶」にした?
 (販売会社のスタッフ)「会社で決めました」
 ―――日本の商品と同じ名前の商品があるが模倣品ではない?
 (販売会社のスタッフ)「いえ、『若竹』『青嵐』『五十鈴』は他の多くの企業も同じような商品を販売しています。模倣品だと言うなら、他の会社の商品も模倣品です」
 ―――消費者をだましているという認識は?
 (販売会社のスタッフ)「ないです、ないです。私たちは全部の手続きをちゃんと完了しています。なぜ消費者をだますことになるのですか」

 販売会社は「『五十鈴』などの名前は他の企業も使っている」としたうえで、「消費者をだましているつもりはない」と答えました。