昨年度、県内でのツキノワグマの目撃件数や捕獲頭数、人身被害の発生件数が過去最多となりました。県は、被害に遭わないよう注意を呼びかけています。

県自然保護課によりますと、昨年度の県内でのツキノワグマの目撃件数は799件、捕獲頭数は89頭、人身被害の発生件数は3件で、いずれも統計開始以降で過去最多となりました。

これからの季節は、登山や山菜採りなどで山に入る機会が増えます。

県は「目撃情報があったところには近づかない」「1人ではなく複数人で行動する」「ツキノワグマに遭遇したら、背を向けずにゆっくりとその場を離れる」「呼び寄せないために収穫物や野菜くずなどを外に放置しない」などと呼びかけています。